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除色処理

日本各地で汲み上げられる地下水には色度成分が含まれている事例が多く見られます。
水が着色していると見た目の不快さもありますが、製造工場で使用する場合、製品が着色したり不純物が混入されたりするため色度はできる限り除去しておかなければなりません。
上水の場合、色度の定義として、水中に含まれる溶解性物質及びコロイド性物質が呈する類黄色~黄褐色の程度をいうとあり、水道水質基準では5度以下にするように規定されています。
下の図は、色度が6度の地下水と、色度が2度の水道水を比較した写真です。水道水質基準の5度を1度だけ超えただけですが、非常に黄色く見えていることがわかります。

左:地下水:6度、右:水道水:2度

色度の原因はいくつかあり、代表的なものとして以下のようなものが挙げられます。
●無機系色度 : 鉄、マンガンなどの重金属の酸化物
●有機系色度 : フミン酸類、フルボ酸類、ヒマトメラミン酸、その他有機化合物
●動植物   : 藻類、細菌類など

色度の処理方法として代表的なものとして以下のようなものが挙げられますが、色度の原因を予め調査して適正な方法を選択します。
●凝集剤を用いた凝集沈殿、凝集ろ過による分離
●活性炭を用いた吸着
●次亜塩素酸ナトリウム、オゾンやAOPなどを用いた酸化脱色

当社ではラジカルライトシリーズや活性炭による色度処理を数多く提案し、装置やろ材を納入していただいています。

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